ノー・タイム・トゥ・ダイ 感想
スカイフォールちょっとだけみよ…とおもってみはじめたら結局全部みちゃって、スペクターも振り返ってしまった 予告が相変わらず長くて辟易したけど、IMAXのオープニング映像で「あーここはこのサイズなんだ?」とおもってたら5か4あたりでグワッと黒帯が開いてフルサイズになって、懐かしさと嬉しさのあまり既に号泣だった、生きててよかった いやーこのサイズ、このサイズなんだよなぁ………とそれだけでグッとくる
ロッジに能面マンが現れるのはJホラーっぽいなとおもいつつ だいたいここの映像で後の展開がわかるので目を皿のようにしてみつつ、クレジットも確認しつつ、歌詞も追いつつで認知負荷が爆烈だった
そっからは、引退生活をエンジョイしてるジェームズにまたスペクターの魔の手が迫るが、ラミ・マレックがちょーあっさり引導を渡して、あとは基本的にはスペクターの焼き直しみたいな感じで、最後にボンドが死ぬ まあ、ラミ・マレックの秘密基地は明らかに1作目を意識しているんだろうなーと
1作目は原子力?放射能?だったけど本作は結局あそこで天然痘の亜種?を培養してたってこと?いまいちよくわからず
本作が延期延期ってなってる間にMGMは買収されてしまったし、トゥモロー・ウォーみたいにプライム配信とかは勘弁な!と祈ってたが、確かにこんな感染症を想起させるような内容だとそら延期するわな...と謎の納得はあった スカイフォール好きすぎるだけかもだけど、スペクターでもスペクター(組織)の描き方があまりにもお粗末すぎて、これがワールドワイドの悪の組織なのかってガッカリしたし、ヴァルツさんもタランティーノ作品ではあんなに輝いてたのに、なぜ…というようなことをおもってたので、またまた登場してぽっと出のテロリストに全壊て…と改めておもった ローマでもノコノコ幹部が集まってたし、キューバで幹部が大集合してクラブでパーティしてるってどんなマヌケな組織なんだよ… んでもって、スペクター(組織)を裏切る科学者がこれまたステレオタイプなロシア人科学者みたいな感じで、うーん あんまりこういうことは言いたくないけど、007を継いでる(モロにモニカっぽかったが)のが有色人種で女性ってのもなんかこれみよがしというか、やっつけポリコネみたいでなんだかなぁ、という
別にもう終わったことなのでいいけど、ボンドがフタ開けに行く時にバディとしてついていったらんかーい!とツッコミたくなってしまった
ジェームズと2人で行って、普通にラミ・マレック倒して、もうダメだ~って時にあとは俺に任せてお前は帰れ!みたいな展開の方がよくなかった?
ボートぐらいマドレーヌでも運転できるやろがい
だし、一旦フタ開けて、また閉まっちゃ~うってどんな間抜けたコントやね~んと
キューバで加勢してくれるボンドガール?はかる~い感じのノリで好きだったけど、出番少なくてもったいなかったなあ
結局のところ、スカイフォールでの同業のセンパイからの「俺たち仲間じゃん?」みたいなノリはわかるんだけど、スペクターにせよNTTDにせよ悪役の魅力が薄かった
個人的にはダークナイト・ライジズみたいな、生きてるのかも?とおもわせるようなさらっとした終わらせ方が好きなので、爆死!みんなでしっとりお別れ!みたいなのはちょっと... だいたい、たぶん北方領土だよね?にイギリスの艦隊がミサイルぶち込んだらそらもう大変なことになるだろうけど、そんな呑気に集まってていいのかMよ...とは....
だし、だいぶてめーのせいでもあるぞ...
ビリー・アイリッシュのやつも家で聴き返してみたけどやっぱスカイフォールが...
劇場からの帰りに、アストンマーチンのDB11かな...?が前から走ってきて思わず2度見か3度見くらいしてしまった
ボンドガールみたいなお姉さんが運転しててカッコよかった